書評

『クール 脳はなぜ「かっこいい」を買ってしまうのか』

ヒトは進化のうえで地位に憧れ, また逆にそれに反逆する者をヒーローに祭り上げて来た. 

貨幣経済が誕生してからのコンシューマリズム(消費主義)でも無意識にそれを欲して来た.

上流志向や,反抗のファッションやライフスタイルは,”ブランド”として消費経済の価値を高めてきた. 近年”支配VS反逆”のクールの2極は多様化により変容し, かつてのヒッピー文化やハーレー・ダビッドソンは今や主流派で高級ステイタスだ!

ミレニアム, 性差別の社会構造は崩れ, 新たに音楽産業やドットコム(IT)クールが登場した. “浪費癖”といって消費を嫌悪する考えもあるがクリーンエネルギー志向で, 高くてもプリウスがうれる今, 地位より他人からよく思われたいという自己主張(アイデンティティ)が消費本能をクスグる! さあ,きみ! つぎは何を買う?

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