現在の多細胞生物はすべての材料(Cell Staff)や動力源(ミトコンドリアや葉緑体)、細胞接着、公共機能(微生物群落のクオラムセンシングから)等の仕組みを微生物から拝借して進化している。 …
『カルチャロミクス 文化をビッグデータで計測する』
知財の保存は古く先史代,羊飼いが小石(計算calculs:歯石の語源)を用いて頭数を記録(アーカイブ)したのに遡る,石窟壁画の象形は文字となり,書籍や新聞など,現在までに膨大なデータとなった.著者らは …
『ヒトラーの科学者たち』
2つの世界大戦はドイツ最高峰の科学者たちを翻弄した. ロンドン空襲のV2ミサイル開発のファン・ブラウンはユダヤ人虐待の汚名を背負い戦後米国に帰化し,アポロ・ロケットを月に導いた.一方,アインシュタイン …
「インプラントにおける治癒の病理」講演会
2014年12月21日(日)表記がITDN-Tokyo主催(東京国際フォーラム)にて行われた.「新編治癒の病理」(2011),「やさしい治癒のしくみとはたらき」(2013)著者の下野正基(東歯大名誉教 …
『6度目の大絶滅』
米国自然史博物館の足元プレートにこうある.”地球規模の気候変動により種の大絶滅に5度遭遇した”. そのたび役者が総入れ替えになった舞台のように繁栄生物が変わった.最後は白亜紀末に起き,その地層のイリジ …
UCLA西村一郎教授 「疼痛を伴う神経障害という難病に立ち向かって」講演会
2014年7月28日(月)東京歯科大学水道橋本館会義室にて表記の講演がITDN-Tokyo/歯周病勉強会主催にておこなわれた。 2000年より年一回開催の西村講演は独特で、濃密なディスカッションに重 …
『双子の遺伝子「エピジェネティクス」が2人の運命を分ける』
自然発生のクーロンともいうべき一卵性双子の疫学研究より,盲信されてきたメンデル/ダーヴィン以来の遺伝学の定説※に異を唱える本書 (※:遺伝子は生命の不変的根源で運命は変えられない,環境要因は遺伝子に永 …