書評

『パンデミックなき未来へ 私たちにできること』

ご存知Windowsの開発者ビルゲイツ氏は近年, 地球環境保護とパンデミック防止活動に余念がない!
 世界では, COVID-19の治療薬の開発には手を焼いているが, mRNAワクチンの承認, 共有は,
1年半という異例の速さ※1で進んだ. 世の中が大変革したのは医療だけではない. 2020年3月,世界中が厳しいロックダウンを行ったが,しかしデジタル化が急速に加速した. 教師と生徒はオ

ンラインを頼りに学習を続け, 食料品のオンラインショッピングも今や市民権を得た.
 日本のコロナ対策が海外からどう評価されているのかというと, 対策の成否は超過死亡数※2で見るべきとされ,世界中で2021年末までに1700万人超過したが,「日本は世界で夫も高齢化が進んでいるにもかかわらず,とくにうまく対処した国」とされている. しかし貧困国では, 過去10年でそれを超える命が, マラリアや出産で失われている.
 まさに,地獄の沙汰も金次第!の健康格差を露呈した.
著者は窓(ウィンドウ)をあけ, 真の意味でテクノロジーに手が届く未来にしたいと望んでいる.

※1:通常5年以上かかるところを, 1.5年で30億人へと供給した.
※2:例年ある時期の想定された死亡者数より,増えた数をいう.

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